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思い切りの良い朝鮮日報

夕方まで暇だし、韓国のブログで見つけた記事でも転載してみます。以下転載。

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朝鮮日報の社説を見ると、ナポレオン進撃時のフランス言論を思い出す。一部引用しよう。

5月5日の社説から - 政府は「牛肉」を「ミソン・ヒョスン事件」の規模にする気か

TVなど一部のメディアが流言飛語のネタを提供し、それに一部、扇動に簡単に巻き込まれる人々、そして、この事態を「反米運動の運動場」にしたがる勢力の動きなどが重なり、判断力のない中高生までもが、キャンドルを持って街へ押し寄せている点で、今回の事態は6年前のヒョスン・ミソン事件と似た様相だ。











5月8日の社説 「アメリカで狂牛病が発生したら輸入中断」なら十分ではないか

(この時点では、政府の非などはまったく論じていません)

このような出鱈目な流言飛語で幼い学生を怯えさせ騙すd扇動に全国が振り回されることは、ここで終わらすべきだ。これから政府の行うべきことは一つ、輸入牛肉の情報を迅速かつ正直に公開し牛肉安全対策についての国民の信頼を確保し二つ、牛肉の開放で被害を受ける畜産農家を保護できる実質的な対策を早急に出すことだ。それでこそ国民の健康にも、畜産農家の受ける被害にも興味がないにも関わらず面白さ半分で四方八方で扇動を行う勢力から国民を守ることができる。




5月9日の社説 - 狂牛病論文、メディアが過剰報道し、政治権が悪用する

(相変わらず黒幕探しです。問題の本質は無視。)

もはや我々の社会も、扇動屋の手から逃れ、科学者の理性的な説明に耳を傾けるべきだ。




5月21日の社説 - 牛肉追加合議…政府は熱意と誠意を持って誤解を解くべき

(やっと変化が。参加学生を「判断力のない学生」としていたが、「幼い学生までもが」に。)

アメリカの牛肉についてなぜ主婦たちがそこまで不安に思い、幼い学生たちまでもが街に出たか、その不安と誤解の原因を冷徹に分析せねばならない。一度固まった誤解を解くには正直で科学的な努力が伴うべきだ。関係長官が合同会見を開き一方的に説明してえは終わる1970年代的な手方ではなく、双方向他媒体時代の世論形成メカニズムを理解し、その上で討論と説得を持って国民の心に直接訴えなくてはいけない。野党にも政策協調を求め、国民を安心させるために必要な対策があれば躊躇してはいけない。



5月27日「キャンドル集会」をおかしな勢力に乗っ取らせてはならぬ 

(もはや「善良な多数の市民」です)

2002年「ヒョスン・ミソン」キャンドル集会も反米感情を煽り選挙で得をしようとする政治的意図が背後にあった。牛肉キャンドル集会も政府に対する市民の不満に火をつけ別の目的に利用しようとしている人々がいないとは限らない。キャンドル集会に参加した善良な多数の市民が何をしてでも政権にダメージを与えたいという意図で出てきた人々ではないはずだ。すべての事柄をなんとしても反米運動に繋げようとし、自分の政治的目的を成し遂げようとする勢力と人々を警戒するべきだ。




そして今日の社説。

5月31日 牛肉告示の発表の際、総理や長官は何をしていのたか

果川庁舎の合同ブリーフィング場で政府側の代表はただチョンウンチョン農林水産食品部長官、一人が出てきた。その上長官は、「尊敬する国民の皆様」云々の発表文ばかり読み、5分で退場した。農食品部は今回の事態の罪人である。その罪人がブリーフィングするといっておきながら、新聞に何度も掲載された報道資料を1時間近く読み上げていると、我慢ならなくなった記者らが「報道資料は私たちに読める。質問から受けろ」と抗議する事態となった。

まったくみっともない政府である。牛肉の告示は農食品部の長官名義ですることになっているから農食品部長官が顔を出せばいいと思っていたようだ。政府の認識がこのレベルなら、まともになる日は程遠い。

もう何日もソウル及び全国各地で行われているアメリカ牛肉輸入反対のキャンドル集会とデモには幼い学生や赤ちゃんを背負った主婦たち、会社員まで大勢集まってきて夜遅くまで政府を糾弾する隊列に立っている。主婦と高校生のデモ参加はチョンドゥファン政権の時代の6・10直選制改憲以降、はじめてみる光景だ。そのデモでその政権がどうなったかを知ればこの政権が今どんな危機に直面しているかを切実に感じざるを得ない。

この日のブリーフィングは、建前は政府告示発表だが、事実、政府の対国民謝罪の場だ。韓米頂上会談の開催の直前に、スピード違反で合議した牛肉の協定過程の過ちについて謝罪し、それでも政府がなぜ牛肉告示を発表するしかないのかを説明しつつ、政府の最高責任者が国民の健康の危険が起きる事態について自分の職務への誇りをかけて防いでみせるという覚悟を固めるための場だ。大統領が中国訪問中のため登場できないこの状況では言うこともなく国務総理が前面に出て全部署の長官と一緒に国民の怒りをなだめ国民の恐れを減らすべきであった。

実のところ、そこまでしても国民の気持ちが治まるとは限らない状況だ。ところが政府は農食品部にその責任をすべて押し付け、農食品部長官は一言二言の謝罪を終えたった5分で逃げるように消えていった。これで今の現政府はこの事態に対する責任意識も、国民を説得する意思もないことを満天下に知らせることとなった。




しかし我らが鉄壁の東亜日報は、今日も相変わらず元気な姿を見せてくれた。少しマシになっだが、しょうもない今日の社説を見ると、科学的テロ勢力という言葉が出てくる。テ、テロ?

李大統領に対する20%代前半の支持率から見てわかるように民心が急激に離れていっている。米産牛肉協商過程も安易だったし狂牛病怪談をバラまいた「科学的テロ」勢力に対する対策も足りなかった。人事問題と政策混戦を含めて、引受委員会のときから今まで政府が見せてくらたものに対する失望と不信が深まり、民心が背を背けたのだ。


東亜日報の1面では、相変わらず集会関連の記事を見かけることができない。
思い切りの良い朝鮮日報_e0068202_17291538.jpg

しかも13面には小さく「キャンドル集会に自浄の声」という記事を出している。
自浄だなんて…、相変わらず、色眼鏡を通しての書き方を貫いている。


それに反して、中央日報は、ついに1面にデモの写真を載せた。
思い切りの良い朝鮮日報_e0068202_17294918.jpg

(見出し:「国民の望みのままに」来週牛肉民心収拾策発表
見出しも東亜とはまるで違う。サムソン特検の終了で、
これ以上政府に媚を売る必要はないということか?

東亜は、京郷新聞に載る市民広告でも見ながら、過去の維新時代の言論自由化宣言の当時に市民らが東亜日報に寄せた声援を思い出し、反省すべきであろう。

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当然だが日本語版ではさらに記事なさすぎでふいた。

以下はニュースサイトの記事の翻訳。




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ネット利用者、‘牛肉の朝中東’と前面戦を宣布? - 該当新聞広告主を「叩く」
イセチャン記者 / 2008-05-31 11:38


牛肉に関連して親政府的な論調を見せる新聞に広告を出す企業らが広告効果はおろかネット利用者の不買運動で「叩き」にあい広告を撤回する状況が起きた。

韓米牛肉協商と狂牛病、そして輸入衛生条件の長官告示の敢行の影響で、朝鮮日報、中央日報、東亜日報に広告を出す企業にネット利用者が「ブラックリスト」を作って広告主を相手に不買運動を繰り広げたのだ。





最初の犠牲者となった東国製薬の顧客掲示板には「ウェブサイトに来てみると、うちで使っている薬が多いですが、東国製薬がわが国の3大メージャー新聞に繰り返し広告を出すのならば、これ以上の使用を中止し、もちろん周りにも積極的に不買運動を広めます」と丁重に警告しつつ「国民の声を歪曲して偏狭報道を繰り返す上記の新聞らに国民の声の恐ろしさを示す」というネット利用者の投稿がある。

東国製薬側は去る27日の広告以降このようなネット利用者の抗議が相次ぎ、「前に契約した広告が載ったのだ」とし、「現在としては、追加的に契約した新聞広告計画はない」と「降伏」した。

明仁製薬もまた28日に広告を載せネット利用者の抗議を受けたが機敏にも「これらの新聞に広告を載せないことにする。すでに契約した広告も撤回する」と告知し、ウェブサイトの掲示板には賞賛と激励の書き込みが続いている。

公開的に謝罪に乗り出した企業もある。

農業牧牛村もまたこの日該当の新聞に公告を載せてはネット利用者の抗議を受けウェブサイトに広告を載せ事態の収集に乗り出した。

農業牧牛村が30日ウェブサイトの案内分で「ご迷惑をかけ申し訳ない。顧客の叱責に従い今日以降は広告に慎重を期する」と釈明した。

Lecafもまたネット利用者の「叩き」にあい、広告の自重を決定した。

Lecaf側は「ネット利用者の批判と憂慮は即ち我が国の国民がルカフを未だに愛情を持った視線で見てくれていることだと考え、謙虚に受け入れる」と述べ「会社の営業に多少の支障を持たすとしても、国民の意思を考慮に入れ、指摘を受けた言論への広告は控えることに決定しており、今後の広告については慎重を期するとする」と報じた。

それとともに、「今回の広告はすでに数ヶ月前に計画されたマーケティング計画により執行されたもので、既存に契約した広告を一方的に取り消すことは道理に合わないというジレンマがあった」と「善処」を頼んだ。

一方、ネット利用者達は「今回のキャンペーンの主な目的はスポンサー会社の不買運動ではなく朝中東の廃刊が目的」とし、今回の抗議を趣旨をはっきりした。

また、「スポンサーの会社を罵倒、悪口をいったり声を荒げることがあってはならない」という指針を作り専門サイトを開設するなど組織的な動きを見せておいり、こういった不買運動がさらに破壊力を増すことが予想される。


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朝鮮がしたのには、これも少しは功をなした…のか?

今日も集会現場の見物に行ってみよう…おなかすいたし。外食ついでに。
by no_tenki | 2008-05-31 17:09
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