「ほっ」と。キャンペーン
韓国の「反日教育」と「日本に対するヘイト」について考えてみた (1/2)


ハッ…このブログ開設から、そろそろ
10年が経とうとしてるなんてウソですよね
(ウソだと言ってよ○ーニィ…!)


まあ、そんなことより問題は、前の記事より1年も開いちゃったことですが…
「何で1年も開いたの?」ということへの言い訳を書き出すと、
いつまでも本文にたどり着かない長い前置きになりそうなんで……
ツイッターσのつぶやき内容などから察していただけると助かります 汗






最近、池上彰という有名な方が司会を務めた韓国関連の番組で、
インタビューのテロップを誤訳(?)する問題があったようですね。
(私は観ていないので真偽の程は分かりませんが)

実は去年の時点で書こうとしていた記事も似たような切り口の話で、
私には「なぜ現代の韓国でこんなことが起きたか」理解不能だった
「子供(中学生)の反日絵の地下鉄展示」という珍事件についての新たな手がかりが、
ネットで見つけた特集番組の動画(σ)における
インタビューと字幕の齟齬から得られたので、
そこから話を展開しようかな。と思っていた次第です。

というのも、当時の私は「へっ?こういうのって北朝鮮とか、
独裁時代の反共教育でしかあり得ないんじゃ?
何でこんなものが21世紀に出てくるの?」
と一種のパニック状態だったし、(実際、当時の当ブログの記事を見ると
「筆跡が似てるしたぶん同じ人が複数描いたんじゃ」というネット民の意見に
賛同しているほどに、現実逃避的な反応を示している私の姿を確認できますw)
「ブログ主が知らないだけで、韓国では反日教育が行われているんだよ!!」
という主張にも「ぐぬぬ…」と歯軋りするしかないような事件だったので、
「いったいアレは何だったのか」を知るための情報は本当に欲しかった。
ので、意図はどうであれ、動画を上げてくれた人には感謝の念しかない。

まあ、「手がかり」といっても大したことはなくて、
「全部が全部、ああいう絵だったわけじゃないんだな」
という些細なことに今さら気づいた。というだけの話ですが、
おそらく長く嫌韓ネタに悪用されてきたであろう
女子中学生(今は大人!)の名誉のためにも、
この場で記事にすることは意味があると思います
(昔やったのに忘れてる可能性もあるけど)

そんなわけで、上の動画(σ)における女子の発言(1:42~)ですが、

① 「우리가 이긴다는… 私達が勝つという…」
② 「다른 애들은요… 지들 하고 싶은대로… 표현하고 싶은대로 한 거니까…
○○○他の子達はですね…自分達がやりたいように…表現したいようにしたんだから…」
③ 「일본도 화나고 '뷁'될 것 같아요 日本だって激おこになりそうです」

という3つの発言を、途中をカットして継ぎ接ぎにして構成しているのですが、
(字幕は言っていないことを盛って、一つの発言に見せかけてる時点でアウト)
ここで注目すべきは②の「他の子達は…」で明らかに表情が曇っていることです。

これはどういうことかというと、
①と③はおそらく「뷁」という当時のネット上の流行語が持ち込まれるほど
コミカルでありつつ後ろめたいところがない
(マスコミや世間が問題にしていない)絵についての
ピンポイントな品評(おそらく自作だから照れている)であり、
作品全般の話ではないということ。

②の「他の子達は…」発言のあとに
(字幕と同様に)「悪くない」と言い切ったかは不明だが、
少なくともインタビューに当てられた学生は世間の批判について認識しており、
学校側の「我々がそう描かせたわけではない(2:06~)」という主張を代弁しつつも、
表情を曇らせて言いよどんでいるところから見て、否定的姿勢であることが伺える。
(学校側が取材を許可した学生なら、模範解答が言える『白』のはずですもんね)

「私達が勝つ」などと言っているということは、どうせ彼女も反日だろう?と
言われそうですが、少なくとも「他の子達は…」で表情が曇るということは、
彼女は世間が問題視する「日本を敵視する作品」と①と③で言及している
特定の(おそらく本人の)作品は別だと認識しているということです。

この「番組で問題にしている作品への感想」を言っている②のシーンを単独で流さず、
「視聴者の知り得ない作品の感想」を言っている①と③の照れている顔を継ぎ接ぎし、
「悪くないと言い切った」という字幕を付け足すことで印象操作しているところは、
充分に「捏造」の領域に達していると思うのですが、いかがなものでしょうか?
(まあ「言ってることを継ぎ接ぎ+盛り込み」よりは「丸っきり違うことを言っている」
らしい池上彰さんの番組の方がタチ悪い?見てないので何とも言えませんけど…)

それで、「ああ!誰も彼もが、ああいう絵を描いたわけじゃないんだな」という
簡単な気づきが今さら得られたので、完全なる謎だったこの問題について、
少しばかり考察できるようになったわけです。
確か、最初の撮影者はカナダ人の観光客?と記憶していますが、
その方は当然「目を引いた面白い作品」を撮影&掲載したはずで、
実際は異なる作風の作品もあり、学校側が作風を誘導したわけじゃないとすれば、
過激な作品を選別&除外するのも、不自然っちゃ不自然なのかな…と想像できたり。

しかし、(一部と切り捨てられるほど少なくない数の作品が)攻撃的な内容であり、
当時の『島根県による竹島の日制定』に対抗して急ごしらえに用意された行事のため
不手際があった…という解釈で片付けるには子供のケアに無頓着すぎるように見えるし
(少なくとも、隣国への親近感を育む教育を志すことは常識レベルの話だと思うので)
国内目線でも、問題が山積している事件であることは間違いありません。
当記事はあくまで「インタビューの学生は、悪びれなかったわけではない」
(少なくとも他の子の作品には否定的)ということを言っているにすぎません。

さらに当ブログの読者なら「独島(竹島)領有権主張を教えること自体が反日」だとか、
いろいろ言いたいことがあると思いますが、ここで「独島は韓国独立の象徴で云々…」
「イ・スンマンの平和線で犠牲になられた方々のことで敵愾心を煽るのって、
 それ以降の韓国政府と改めて交わした協定のことを無視してるわけだし、
 昔のことを何時までもガタガタ言うな!という日頃の主張と矛盾してない?」
などなどの話をしても結論なんか出ないし反論が殺到するだけなので(ちなみに
最近はあまりメールチェックしないので、ツイッターで送って頂けると助かりますw)
ここでは領有権主張の是非については置いといて、なぜ他国への敵愾心を持たせる
教育がまかり通ったのか?という問題について絞って考えてみようと思います。

この問題を考えるにおいて重要なポイントは、
「全部が全部、世間が心配するような(今で言う「ヘイト」的な)絵ではなかった」
ということ以外にも、「丸っきり子供(小学生)が描いたのではなく、中学生が描いた」
という点にもあるように思います。もし小学生相手なら、こういう問題を扱うにおいて
もっとデリケートな接近をするはずで、隣国への無闇な敵対心を持たせることは
(常識レベルで考えると)タブーのはずです。(ツイッターで偶然見かけた情報なので)
勝手にリンクさせて頂くのはどうかとも思いますが、こういうの(σ)があるってことは、
むしろ最近の政治的な軋轢から子供が悪影響を受けないように配慮しているのでは?
という想像ができますし(私の頃は特に記憶ないな~日本の童謡って、習ったっけな?
中学以降の第二外国語は日本語ができたばかりだったので点数美味しかっですけどw)
私は独島について小学のときに習った記憶がないので、現状について検索してみたら
(Naverで독도 초등학생などで検索してみた結果だと)「日本の主張も調べよう」との
課題がついていたり、何かしら教えるにしてもバランスは取ってるように思えました。
(件の事件は10年近く前なので、今の現状を調べても微妙なところではありますが…)

このブログにもかつて書きましたが、ソウル東部のY某小学校に通っていた私の従兄弟が
秀吉の事で「日本に復讐しに行きたい」と言い出して騒動になり、何か家庭に問題が?
と言われた叔母から相談を受けて、私が思うに実際に家庭に問題があったので(笑)
「日頃鬱憤が溜まっているやつが、歴史問題にかこつけて憂さを晴らしたがる」という
自説の材料にしましたが、今考えると心無い教師たちと丸っきり一緒な対応ですね(汗)

そう、私の従兄弟が通っていたY小学校の教師はまだマシなほうだったと思う。しかし
「勝手にそう思っとけ」と野放しにするような教師が絶対にいないと言い切れるのか?
と自問してみると、私は教育現場について無知なので迂闊なことは言えないが、
ああいう一過性の行事では子供へのケアを怠る人間がいても不思議はないと思うし、
ひそかに「まさにヘイト」とも言える日本への敵愾心を持った教師が存在して、
(自分から直接命じることはできなくとも)心の中で「もっとやれ」と思いつつ
放置するようなことなら、今の韓国でも十二分にあり得る「反日教育」では?
と想像するに至ったわけです(…ここまで長かった!)

というのは「あえての最悪の想像」ですし、まず世間が許すはずはないですが、
(10年前の事件当時の親だって、「子供に憎悪を教えるな」と怒ってたんですよ?
俺のコメントが痛すぎるので、当時の翻訳記事をリンクする度胸はないけどw)
適当な教え方をしといて「何を描こうか自由」と無責任に済ませられる危険は
(小学生より)中学生のほうが遥かに高かったのでは?と推測しているわけです。

学校の授業なんかで「日本は悪い」なんて教えた日には、(また私の自説ですが)
日頃鬱憤が溜まってるやつが標的にして憎悪をぶつけますよ。ヘイト助長ですよ。
上記の動画(σ)(2:06~)で先生方が責任逃れを図ってることから伺えるように、
世間的にはそういう教育はアウトですよ。ですが、ちゃんとフォローを考えなければ
簡単にヘイト教育に転じてしまう危険はある。ヘイト教師が潜んでいなくたって、
心無い教師による放置などの可能性も考え、細心の注意を払わなければなりません。

今月、関西旅行中に見かけた番組の話ですが、(何日、どの局だったかは覚えてないw)
独島について子供に教える団体の人が「日本自体が悪いとは教えない」と言っていて、
学生達も日本への親近感について語ってたし、現実に即した番組であると思いました。
(少なくともテロップと言ってることが一緒だったので、池上彰さんの番組よりはマシ)
(ちなみに番組の続きは音楽による文化交流の話でしたけれど、誰か情報くださいw)
この番組に出ていた人のように、子供に政治問題を教えるときは細心の注意が必要で、
ずさんな教え方をすると「日本が悪い」というだけでの話になっちゃう危険があるし、
結果として「セーラームーンが日本の首相に怒っている」ような珍妙な絵(?)を描く
子が出てくるのでしょう。これも「好きな日本文化」と「悪いと教えられた部分」に
対する評価が乖離している証左だと思いますが…10年前だと微妙なラインですけど、
今はすっかり地上波のテレビ番組でもクレジットに原作者や権利者が載ってるので、
子供の頃観たアニメを自国産だと勘違いする人はもはや珍しいと思いますけどね…

で、むしろそんな「活動としてやっている」人間ってのは世間の見方も気にするし、
今で言う「ヘイト」にならないように少なからずフォローするものだと思います。
しかし、ここで考えたいのは「事故」(または意図的な放置)の可能性なんですね。

実際にヘイト的なものが学校のカリキュラムに含まれることは当然あり得なくても、
何か一過性のイベントが与えられたとき、鎖国に近かった軍事政権時代に由来する
日本への対抗心やら敵愾心やらを抱えている教師がここぞとばかりそれを助長する。
それは充分にあり得ることだし、特定の団体がやらかせばニュースになったり、
叩かれたりもするものですが、突発的なものは、なかなか表面化しないのでは?
それが確かに存在する「反日教育」の実体ではないか?というのが私の推論です。
(この結論に思い至ることができたのは、大今良時先生の「聲の形」に登場する
主人公の担任の存在が大きかった…という話は長くなるので割愛しておきますw)

若い世代はともかく、独裁政権の外部の脅威を煽る空気の中で育った世代の中には、
民主化以降の空気に違和感を覚える人もいると思いますし、近年、有志(?)による
子供への行き過ぎた愛国教育(抗日烈士を真似てバンジージャンプさせたり、北の
残虐行為のビデオを子供に見せたり…)が度々問題になっているのも、昔と違って
危機感がなくなった社会に対して問題意識を持つ人が一定数いるという事でしょう。

思えばいわゆる「旭日旗的な模様」を問題視するような人々が現れたのも近年だし、
(そんな表現はスラムダンクの第1巻σにもあったけど、誰も問題にしてなかったよね?)
「お前らが無批判に親しんでる日本ってのは、本当は悪いことした国なんだぞ!」
と知らせたくてウズウズしている人々が、今の子供達の目を覚まそうとしている…
という形の反日キャンペーンなら、今の韓国でもあり得るのではないかと考えます。

そういった問題に注目されている方の中に、日本語で情報を発信している
崔碩栄(チェ・ソギョンσ)という方がいます。去年、この記事を書くに当たって
「反日教育」などのワードで検索をかけたとき、この方の存在と著作を知りました。

誤解を恐れず、あくまで「私の視点からの印象」について述べさせて頂きますが、
今や日本通だらけの韓国において通用するはずもない古い反日デマを律儀に集めて、
「韓国ではこんなことが信じられている」という新たなデマを助長するような本を
わざわざ売るという時点で、何か変な人ではないのかな……?という『印象』を
持ってしまったのは確かなんですが、世代差やらのせいもあると思うし、迂闊に
判断せず、どういう方か理解したいな~と思ってブログとか覗いてみたんですね。

そしたら(去年の時点で)最近の記事でこんなのがあって、これまた詳細不明なので
何とも言えませんが、地下鉄反日絵と似た現象がこのポストイットで見られた模様。
「うわぁ…やっぱり、最近でも起こり得ることなんだな…」と確認することができ、
非常に有益な情報を見つけてくださったと思ったものですが(何せ、こういうのに
わざわざ近づいて読むような奇特な人は、興味のある人に限られてしまうので…)
個人的に気になったのは記事の結び方というか、チェ・ソギョンさんの感想です。

どうも末尾に「子供達は本当の日本を知らないから、こんなことを書いている」
と思われているような文章がある…ってのは私の読み違いかもしれないけれど、
少なくとも(多分40代以下だと思うので)日本統治時代を経験したわけではない
チェ・ソギョンさんが「日本の真実を語れない悲しい老人」に感情移入している
らしき文章で締められていて、1年前の私は、この部分を唐突だなと感じました。

なぜならポストイットの書き手達は、たまたま提示された格好の標的に対して
鬱憤晴らしをしているにすぎず(それ自体が大問題なので、心ある親や教師に
発覚することで是正されてほしいですが)チェ・ソギョンさんの懸念するような
「日本は悪かった」という嘘(?)の真相は、問題の本質ではないと思うからです。

*長くなったので記事を分けます。つづきはこちら
[PR]
by no_tenki | 2015-06-30 15:10
<< 韓国の「反日教育」と「日本に対... 韓国における「親日」「反日」の... >>